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入院のご案内

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動画のテキスト版

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入院時の持ち物 薬剤師からのお知らせ

(音楽) (「薬剤師からのお知らせ」の見出しと、お薬手帳、お薬説明書の写真映像)
(ナレーション):入院・外来を受診される際、お薬手帳やお薬説明書など、飲んでいるお薬が分かる資料を持ってきてください。

(「同じ効果のお薬を飲まないように」の見出しと、A病院とBクリニックのイラスト、2種類の錠剤の写真映像)
(ナレーション):複数の医療機関からお薬をもらっている場合、同じお薬が処方されていないか、ジェネリック医薬品のように商品名は異なっても成分が同じである場合もありますので、飲んでいるお薬を確認させていただく必要があります。

(「お薬の飲み合わせ」の見出しと複数の薬の写真映像)
(ナレーション):飲んでいるお薬が数種類ある場合、効果が弱くなってしまう、あるいは強くなってしまう場合があり、期待通りの効果が得られないこともありますので、飲んでいるお薬を確認させていただく必要があります。

(「休薬、お薬をお休みする」の見出し映像)
(ナレーション):手術に影響が出ないように症状や疾患によってお薬を中止する場合があります。

(「患者さんと薬剤師の一場面をご覧ください」の見出し映像)
(ナレーション):入院して手術を受けることになった亥鼻太郎さん。外来を受診して、今飲んでいるお薬の確認のために薬剤師のところに案内されました。

(病院の相談室で薬剤師と亥鼻さんが面談する映像)
(薬剤師):こんにちは、薬剤師の新部です。これから少しお薬について話をさせてください。今何か使っているお薬はありますか?

(亥鼻さん):はい。ここ(お薬手帳)に書いてあります。

(薬剤師):血圧のお薬や糖尿病のお薬などですね。はい、ありがとうございます。薬局やドラッグストアで何かお薬を買って使うことはありますか?

(亥鼻さん):いいえ、ありません。

(薬剤師):健康食品やサプリメントなどは使っていますか?

(亥鼻さん):使ってませんね。

(薬剤師):食べ物やお薬によってアレルギーが出たり具合が悪くなってしまったことはありますか?

(亥鼻さん):特に無かったと思います。

(薬剤師):お薬について不安に思っていることはありますか?

(亥鼻さん):先ほど診察の時にこのお薬を止めるように言われたのですが、毎日飲んでいるお薬なので止めていいものか心配なんです。

(薬剤師):このお薬を止めるように言われたのですね。ずっと飲んでいるお薬を止めなくてはならないとなると不安になってしまいますよね。今回、亥鼻さんが飲まれているこちらのお薬は、血液をサラサラにするお薬です。手術の前に飲んでいますと、血が止まりにくくなってしまいますので、中止となります。先生からもお話がありましたように、来週の水曜日からこのお薬を飲むのを止めてくださいね。

(亥鼻さん):そうなんですか。分かりました。この中止するお薬はずっと中止したままですか?

(薬剤師):このお薬は、手術が終わりましたらまた飲み始めることが多いので、その時にまたお話をよく聞いてください。先生からお話がありましたお薬以外は、いつも通り飲み続けていて下さい。

(亥鼻さん):はい。心配だったので聞いて良かったです。

(薬剤師):もしも、また手術をされる時は今回のように、お薬を中止するとは限らないので、自分の判断で中止しないで下さい。他に気になることはありますか?

(亥鼻さん):いえ、特にありません。

(薬剤師):では、亥鼻さんが入院されるときは飲んでいるお薬を持ってきて下さい。

(相談風景のイラスト映像)
(ナレーション):このように入院前に薬剤師が飲んでいるお薬についてお話を伺うことがあります。外来を受診される際には必ずお薬手帳・お薬説明書をお持ちください。

(「補足1」の見出しと薬剤の写真・イラスト映像)
(ナレーション):複数のお薬が服用時間ごとに包装されている場合、その中から中止となったお薬を取り出すことは大変なことです。

(薬局と薬剤師のイラスト映像)
(ナレーション):そのような時はかかりつけの薬局に相談して下さい。難しい場合は千葉大学医学部附属病院薬剤部でも対応致しますのでお気軽にお声かけ下さい。

(「補足2」の見出しと薬剤の写真、外来受診と入院のイラスト映像)
(ナレーション):外来を受診してから入院するまでの間にお薬が変更となってしまった場合、主治医・かかりつけの医師にお薬が変更となったことを必ず伝えてください。

(「最後に」の見出しと処方された薬剤の写真、市販のお薬のイラスト映像映像)
(ナレーション):他の病院からもらった飲み薬、塗り薬・目薬などの外用薬、普段使っている市販のお薬を全て教えて下さい。

(健康食品とサプリメントのイラスト、アレルギーと副作用のイラスト映像)
(ナレーション):健康食品やサプリメントも使っているのであれば教えて下さい。お薬や食べ物のアレルギー、お薬の副作用も必要な情報となりますので必ず伝えて下さい。

(薬剤のイラスト映像)
(ナレーション):患者さんにより良い医療を受けて頂くためにも患者さん自身のご協力が必要となります。

(連絡先)
千葉大学医学部附属病院薬剤部
電話043-222-7171(代表)

動画解説:手術前の準備 手術の前にお薬の確認を

(音楽)
(「手術の前に、お薬を確認します」の見出し映像)
(お薬手帳、お薬説明書の写真映像)
(ナレーション):入院や外来を受診する際には、「お薬手帳」、「お薬説明書」など飲んでいるお薬が分かる資料をお持ちください。

(「同じ薬を飲まないように」の見出しと医療機関のイラスト映像)
(ナレーション):同じ薬を飲まないように複数の医療機関から処方されている場合は、注意が必要です。
見た目や名前が違っても成分が同じ薬は多く、ジェネリック医薬品も増えているので、飲んでいるお薬を確認させていただきます。

(「薬の飲み合わせに注意」の見出しとカプセルや錠剤のイラスト映像)
(ナレーション):お薬の飲み合わせにも注意が必要です。
数種類のお薬を飲んでいる場合、飲み合わせによって、期待する効果が弱まったり、強くなってしまったりすることがありますので、飲んでいるお薬を確認させていただきます。

(「休薬」の見出し、包装された薬と薬局のイラスト、千葉大学病院薬剤部窓口の写真映像)
(ナレーション):また、症状や疾患によってお薬を休止する場合があります。
服用する時間ごとに、お薬が包装されている場合、休止するお薬を取り出すのに苦労する場合があります。
そんな時は、かかりつけ薬局の薬剤にご相談ください。
それが難しければ、千葉大学病院の薬剤部でご相談ください。

(外来と入院、主治医のイラスト映像)
(ナレーション):外来を受診してから入院するまでの間に、お薬が変更になった場合は、主治医またはかかりつけの医師に、お薬が変更になったことを必ず伝えてください。

(飲み薬、塗り薬、目薬、貼り薬、健康食品やサプリメント、市販薬のイラスト映像)
(ナレーション):ほかの病院からもらったお薬はありませんか?
飲み薬、塗り薬、目薬、貼り薬、健康食品やサプリメント、そして市販薬もすべて教えてください。

(アレルギー、副作用のイラスト映像)
(ナレーション):お薬や食べ物によるアレルギー、お薬の副作用なども必ず伝えてください。

(薬剤師と患者さんの面談写真映像)
患者さんによりよい医療を受けていただくためにも患者さん自身の協力が必要です。
よろしくお願いいたします。

動画解説:手術前の準備 リハビリは手術前から

(音楽)
(「周術期リハビリテーションの目的」の見出し映像)
(リハビリテーション部、田村部長の映像)
(田村部長):手術を受けて病気の治療が成功したとしても、術後の回復が悪いといつまでも苦しかったり、思うように退院できなくなります。 その原因が二つあります。
一つ目は肺合併症です。術後に肺の膨らみが悪かったり、痰を出し切れなかったりすることが、肺合併症を引き起こします。
二つ目は廃用症候群です。わずか数日間安静をとるだけで筋力が弱くなり、心機能も低下し記憶や判断力といった精神機能が低下することもあります。
周術期リハビリテーションの目的は、これらの合併症を予防することにあります。
医者は手術をすることができます。
リハビリテーションのスタッフは機能訓練のお手伝いをします。
しかし、病に打ち勝つ大きな鍵を握っているのは患者さん自身です。
この動画を参考にして手術に向けて万全の準備をしていただければ幸いです。

(手術後の患者さんを医療スタッフが介助する映像)
(ナレーション):手術前は活動的に過ごされている方も、全身麻酔で手術を受けると自分で起き上がるのも難しくなり、疲れやすくフラつきやすくなります。
キズの痛みの影響で咳をする力も弱くなり、痰を出しづらくなります。
手術後はしっかり痰を出し、リハビリスタッフや病棟看護師と一緒に早いうちから歩くことが大切です。

(歩行訓練などのリハビリをする映像)
(ナレーション):手術後のつらい時期を乗り切るために、手術を受ける前から体力づくりを行い、痰を出すこつなどを学んでおきましょう。

(リハビリ解説動画例、ウォーキングをする映像)
パンフレットや映像を見ながら毎日練習し、ウォーキングなどで体力をつけて、手術に備えてください。

動画解説:手術前の準備 口腔ケアで早期回復!

(音楽)
(「入院が決まったら口腔ケア外来へ」の見出し映像)
(口腔のイラスト映像)
(ナレーション):口腔ケアの口腔とは、お口の中のことです。
その機能は、呼吸する、声を出す、噛む、味わう、そして飲み込む、とても大切な働きしている部分です。
でも、口の中にはたくさんの細菌があり、その数、500から800種類といわれています。

(口から肺に細菌が入るアニメーション映像)
(ナレーション):口の中の細菌が、挿管チューブとともに気管に押し込まれ、肺に入ると肺炎などの合併症を引き起こしてしまいます。

(「手術後は抵抗力が下がるので要注意!」の見出しとベッドの患者さんのイラスト映像)
(ナレーション):特に、手術後の患者さんは、抵抗力が下がってしまうため、注意が必要です。

(全身への影響と危険率:脳梗塞2倍、誤嚥性肺炎2~5倍、冠動脈性心疾患2倍、低体重児早産4~7倍、糖尿病2~4倍のアニメーション映像)
(ナレーション):お口の中をケアしないと全身に影響し、脳梗塞などの危険率が高まります。
ですから口腔ケアが必要です。

(「三つの口腔ケアの目的」の見出し映像)
(ナレーション):目的は三つあります。
感染症の予防。
話す・味わう・飲み込むなどの機能改善。
消化吸収や口臭の改善です。

(4つの診療科のケアあり・なしの入院期間の変化グラフ映像:歯科口腔外科は102日から78日、消化器内科は42日から29日、心臓血管外科は39日から29日、血液内科は108日から69日に短縮)
(ナレーション):実際に当院で調べたところ、多くの診療科で口腔ケアを行った患者さんの回復が早く、入院期間が短くなっていることがわかります。

(口腔ケアの写真映像)
(ナレーション):これは手術前の患者さんの歯石を取っている専門スタッフの様子です。

(口腔ケアに使用する器具の写真映像)
(ナレーション):専門の器具を使って歯石などを除去します。

(歯の治療と歯周病検査のイラスト映像)
(ナレーション):歯の治療や歯周病検査なども行います。

(口腔ケア前後の写真映像)
(ナレーション):その結果、こんなにきれいになります。

(口腔ケアを受ける手順のスライド映像)
(ナレーション):専門的な口腔ケアを受けるためには外来で予約が必要です。
患者さんの診査・診断を行い、計画を立てたうえで口腔ケアを実施します。

(専門的なケアと自分行うケアのスライド映像)
(ナレーション):口腔ケアは専門的なケアとともに、自分自身で行うケアも必要です。

(スタッフが自分の耳下腺をマッサージする映像)
(ナレーション):たとえば、上あごの奥歯あたりに人差し指をあてて、指全体でやさしくマッサージします。

(スタッフが自分の顎下腺をマッサージする映像)
(ナレーション):あご骨の内側のやわらかい部分に指をあてて、耳の下からあごの先までやさしくマッサージします。

(スタッフが自分の舌下腺をマッサージする映像)
(字幕):これを5から10回くりかえす
(ナレーション):下あごから両手の親指でグーッと押し上げます。
まずは、今日からご自身で始めましょう。

動画解説:手術前の準備 麻酔についてご理解を

(音楽)
(「安心・安全に麻酔を受けるために」の見出し映像)
(麻酔・疼痛・緩和医療科、磯野教授の映像)
(磯野教授):こんにちは。私たち麻酔科医は患者さんが安全に、痛みを感じることなく手術を受けられるよう、手術中の患者から目を離すことなく、麻酔管理と全身管理を行います。
麻酔には、大きくわけて3つあります。
麻酔中に意識のある局所麻酔と、眠ったまま手術が受けられる全身麻酔、そしてこの両方を組み合わせて行う麻酔です。
この映像には、患者さんが手術室でどのように麻酔・手術を受けられるか説明してあります。
まずは、実際の様子をご覧ください。

(患者さんが手術室に入る映像)
(音楽)
(字幕):手術室には患者さんのみ入れます。
ご家族は入ることができません。
本人確認のため、名前・血液型などをお伺いします。

(手術台に横になる映像)
(字幕):ベッドに横になり手術着を脱ぎます。

(指先に測定器をつける映像)
(字幕):心電図などを測定するモニターをつけます。

(酸素マスクをつける映像)
(字幕):全身麻酔をかける前に、酸素マスクをします。

(点滴に薬を入れる映像)
(字幕):眠くなる薬を点滴から入れます。

(字幕):このあとは、全身麻酔がかかった状態ですので、手術終了まで眠ったままで痛みを感じることはありません。

(手術中の外科医、看護師、麻酔科の映像)
(磯野教授):ご覧のように手術室では、外科医ばかりではなく、手術室看護師、そして麻酔科医がチームとなって、患者さんの手術を行います。

(磯野教授の映像)
(磯野教授):最近は麻酔の安全性が大変高くなっていますので、安心して手術を受けていただきたいと思いますが、どんな医療行為であっても、100パーセント安全というわけではありません。
麻酔方法については、手術内容、患者さんの全身状態を把握したうえで、患者さんにとって最適な方法を提案し、最終的に患者さんの同意を得て麻酔を行っていきます。
手術後のいたみについては、不安に思われる患者さんも多いと思われますが、手術中から痛み止めを投与しますので、ご安心ください。
痛みを我慢することは決して良いことではありません。もし痛みが強くなった場合は、遠慮なく病棟看護師にお尋ねください。

(字幕映像)
(字幕):ご覧いただいた麻酔、手術を予定通り行うためには、手術前の準備が非常に大切です。
麻酔科医、手術室看護師は、手術前に患者さんの全身状態、準備状況をチェックし、必要な検査、準備を追加します。
パンフレットの巻末にある麻酔問診票は、その際の大事な情報となります。
この映像の終了後にご記入ください。

動画解説:手術前のリハビリ実践編 呼吸体操

(音楽)
(「呼吸体操」の見出し映像)
(「1、深呼吸(首や肩、胸周りのストレッチ)」の見出しに続き、スタッフが深呼吸する映像)
(ナレーション):まずは、呼吸体操です。
深呼吸に合わせて体を動かすことで、首や肩、胸まわりのストレッチをします。
「1、2」で鼻から息を吸い、口から「3、4、5、6、」で吐きます。

(「2、首のストレッチ」の見出しに続き、スタッフが上を向きながら息を吸い、戻しなら息を吐く映像)
(ナレーション):上を向いて首筋をのばしながら息を吸い、戻しながら吐きます。
「1、2」で息を吸い、「3、4、5、6」で吐きます。
首筋をしっかり伸ばしましょう。

(「3、脇腹のストレッチ」の見出しに続き、スタッフが体を横に倒しながら息を吸い、戻しなら息を吐く映像)
(ナレーション):体を横に倒しながら息を吸い、戻しながら吐きます。
鼻から深く息を吸い、口から長く息を吐きます。
脇腹をしっかり伸ばすように意識しましょう。

(「4、腕をあげる運動」の見出しに続き、スタッフが両手を上げながら息を吸い、戻しなら息を吐く映像)
(ナレーション):両手をあげながら息を吸い、おろしながら吐きます。
胸をしっかり伸ばしましょう。
5回から10回行ってください。

動画解説:手術前のリハビリ実践編 腹式呼吸

(音楽)
(「腹式呼吸」の見出し映像)
(ベッドの上でスタッフが膝を立てて仰向けになり、右手を胸に、左手をお腹にあて深呼吸する映像)
(ナレーション):片方の手を胸に、もう片方をお腹に乗せます。
膝は軽く立てましょう。
鼻からゆっくり息を吸って、口から長めに息を吐きます。
息を吸うときに、お腹が膨らんできていることを、のせている手で確認してください。
手術の前からしっかり練習し、手術後は、1時間に5回から10回行いましょう。

動画解説:手術前のリハビリ 実践編 痰を出す練習(ハフィングと咳)

(音楽)
(「痰を出す練習 (ハフィングと咳)」の見出し映像)
(「1、ハフィング」の見出し映像)
(「お腹の手術の場合」の字幕と、座ったスタッフが大きく息を吸い、声を出しながら息を吐く映像)
(ナレーション):大きく息を吸って、ガラスを曇らせるように「ハーッ」と息を吐きます。
次は、大きく息を吸ってから「ハッハッ」と勢いよく吐きます。
これで、のど元まで痰が上がってきやすくなります。
痰が上がってきたら咳をして痰を出しましょう。

(「2、咳をする練習」の見出し映像)
(「お腹の手術の場合」の字幕と、座ったスタッフが枕をお腹にあてて咳をする映像)
(ナレーション):お腹を手術した場合は、枕などでお腹の傷を押させて咳をします。

(「胸(わき)の手術の場合」の字幕と、座ったスタッフが脇に手をあてて咳をする映像)
(ナレーション):胸の脇を手術した場合は、手で傷を押さえ、脇の下で固定してから咳をします。

(「胸(真ん中)の手術の場合」の字幕と、座ったスタッフが両手でタオルを胸にあてて咳をする映像)
(ナレーション):胸の真ん中を手術した場合は、バスタオルなどで傷を押さえて咳をします。
傷を守り、大きく息を吸って強く咳をしましょう。

動画解説:手術前のリハビリ実践編 ストレッチ

(音楽)
(「ストレッチ」の見出し映像)
(「1、ふくらはぎのストレッチ」の見出しに続き、スタッフが椅子の背もたれに手を添え、片足を後ろに引き、ふくらはぎを伸ばす映像)
(ナレーション):安定したところに両手をついて、片足を後ろへ引きます。
後ろ足のかかとを床から離さないようにして、前の足の膝を曲げて体重をかけます。
30秒ほどその姿勢を保ち、ゆっくりと戻ります。
反対も同じように、左右2回ずつ行いましょう。

(「2、体全体のストレッチ」の見出しに続き、スタッフがベッドで仰向けになり、立てた両膝を横に倒し首を膝と反対の方向に向ける映像)
(ナレーション):仰向けに寝て、膝を立てます。
両膝を右へ倒し、顔は反対の左へ向けます。
なるべく両肩が床から浮かないよう注意します。
30秒ほどその姿勢を保ち、ゆっくりと戻ります。
反対も同じように、息を止めないよう注意して左右2回ずつ行いましょう。

動画解説:手術前のリハビリ実践編 筋力トレーニング、最後に

(音楽)
(「筋力トレーニング」の見出し映像)
(「1、お尻上げ」の見出しに続き、スタッフがベッドで両膝を立てて仰向けになり、お尻を、上にあげて戻す映像)
(ナレーション):仰向けに寝て、両膝を立てます。
おしりを床から離し、ひと呼吸おいたら、ゆっくり戻ります。
かかととおしりを30cm離し、背中をそらさず、膝を曲げすぎないようにしましょう。

(「2、腹筋」の見出しに続き、スタッフがベッドで両膝を立てて仰向けになり、両手を膝に当てながら上半身を起こし戻す映像)
(ナレーション):仰向けに寝て、両膝を立てます。
両手を膝の方へ伸ばし、息を吐きながら上体を起こします。
首を曲げ、おへそをのぞき込むようにしましょう。
肩甲骨が床から離れるくらい持ち上げます。
ひと呼吸おいたらゆっくりと戻ります。

(「3、足上げ」の見出しに続き、スタッフがベッドで片方の膝を立てて仰向けになり、もう片方の足を45度まで上にあげて戻す映像)
(ナレーション):仰向けに寝て、右足を伸ばし、左足は膝を立てます。
右足を45度上へ持ち上げ、ゆっくりと戻ります。
足を持ち上げたときに膝が曲がらないこと、足首をうえ向きに反らしておくことがポイントです。
反対も同じように行います。

(「4、かかと上げの運動」の見出しに続き、スタッフが椅子の背もたれに手を添え、踵を上げ下げする映像)
(ナレーション):安定したところに両手をついて立ちます。
両方の踵を床からはなし、つま先立ちになり、戻ります。
膝が曲がらないように、背中が反らないように注意しましょう。

(「5、ハーフスクワット」の見出しに続き、スタッフが椅子の背もたれに手を添え、踵を床につけたまま膝を曲げて戻す映像)
(ナレーション):安定したところに軽く手を添えて立ちます。
両方の膝を曲げ、ゆっくりと戻ります。
膝が45度曲がるよう意識します。
できるかたは90度曲がるところまでがんばりましょう。
かかとが浮かないこと、背中が後へ反らないことがポイントです。
どの運動も15回ずつ行いましょう。

(「6、カフパンピング」の見出しに続き、スタッフがベッドで仰向けになり足先を上下に伸ばす映像)
(ナレーション):仰向けに寝て、足首を上下に大きく動かします。
ふくらはぎを動かすことで血の巡りがよくなります。
手術の後にはできるだけ頻繁にこの運動を行って下さい。

(「最後に」の見出し映像)
(外でウォーキングする映像)
(字幕):手術前から運動をしましょう
(ナレーション):体力をつけるため、自宅では軽い息切れがおこる程度の歩行運動やご紹介した体操を行いましょう。

(病院内で手術後に歩く映像)
(字幕):手術後のリハビリ
(ナレーション):手術後はしっかりと痰を出し、できるだけ早い時期から頻繁に歩き、昼間はなるべく体を起こして過ごしましょう。